吃音 発達障害

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吃音と発達障害

吃音とはスムーズな話し方ができない
言葉の障害です。
同じ音を繰り返したり、
ある音だけを引きのばしたり、
最初の言葉が出にくいという症状をさします。

吃音は幼児期によく見られますが、
この時期の吃音は一過性のものである場合が
ほとんどで、いつか自然と治るものだと考えられています。
しかし全てがそうだと理解して、放っておくと、
症状が進展してしまうケースがごくまれにあります。

そのようなケースの吃音は発達障害だと考えられています。
発達障害としての吃音は同じ音を繰り返したり、
ある音だけを伸ばしたり、最初の言葉が出にくいという
一般的な吃音の症状に加えて、
リズミカルなテンポで話をしていたにもかかわらず、
それを遮るように何度も口ごもったり、黙ったりする話し方をします。
また言葉が出しづらいために大きく手を動かしたり、
足踏みしたり、目をつむったりしたりすることもあります。

話をしているにも関わらず、周囲をきょろきょろして
落ち着きがない行動をとることもあります。
これは神経を集中させて言葉を出やすくするためのようですが、
無意識のうちに行なわれています。

幼児期の吃音症状をバカにされたり、
いじめられたりしたことが原因で、精神的ストレスを抱え、
吃音が改善されないケースもあります。

吃音の原因をきちんと把握して、吃音の症状を分析し、
またその人の年齢に応じた正しい治療を行なわなければ
効果は期待できません。

つまり、ある人には効果が見られた治療が、
必ずしも他の人に効果があるとは限らないのです。
もしかしたら逆の効果を引き起こす危険もあるからです。

吃音は本当に苦しく辛いものです。
しかし吃音とは不思議のもので、
子供の精神状態やその場の雰囲気によっても、吃音の症状に差がでます。
ですから子供のぎこちない話し方に注意をむけるのではなく、
話す内容に集中することです。

吃音の子供が落ち着いて話せる環境を周りが作ってあげることが大切です。
子供は温かい言葉の中で育っていくものなのです。